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Doer(一日一食でミニマリストで原始仏教徒)

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

【B.5ライフ】内装編 Part3

B.5ライフ

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エアコン設置 

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※以下、超長文につき注意

10/10(土)、今度はエアコンを設置する。

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【 商  品  名 】

2015年モデル 富士通ルームエアコン6畳用・100V/15A AS-R22E

(長期延長保証:申込みしない、標準取付工事なし  商品のみ発送)
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【 合計(消費税) 】58,880円(4,361円)
【 送 料 合 計 】0円(税込)
【決 済 手 数 料】0円(税込)
【 総  合  計 】58,880円

エアコンはもちろん冷暖房両用のタイプ。 エアコン設置は面倒だが、一度設置すればそれ以外の冷暖房器具が必要なくなるので、最も手間とスペースが省ける。

またエアコンのメーカーは、ダイキンパナソニックなど複数の候補があったが、理由があって富士通ゼネラルのものにした。

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エアコンの設置スペース、つまり高さ×幅の大きさが業界最小サイズだからだ。

自分のハウスは小さいため、普通のエアコンだと設置が困難になる恐れがあった。そのため実質的に、このエアコン以外の選択肢はなかったと言って良い。

まぁ業界最小とは言っても、高さと幅が小さいだけで奥行きは並以上にあるので、体積ベースだとむしろ普通のものより大きいのだが、奥行きはあっても大して問題にはならない。

また最新の2015年モデルのエアコンなので、他会社のエアコン並には省エネ性能も優れているようだ。

あとはフィルターの自動清掃ができたり、音声案内が充実していたり、色々と細かい機能は付いているが、その辺はあくまでおまけということで。

ともかく省エネ効率と設置スペースの小ささが決め手である。

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まず基本的なことだが、エアコンは『室外機』『室内機』の2つのパーツに分かれている。

そして使用開始までの手順を大雑把に説明するとーー

1.室外機と室内機を所定の箇所に設置する。

2.室外機と室内機を3種配管&電気ケーブルで接続する。

(ドレン管、冷媒管(細)、冷媒管(太)、VVFケーブル)

3.冷媒管2種内部の空気を真空引きする。

4.室外機に封入されている冷媒ガスを開放し、真空状態の冷媒管内部に満たす。

といったところ。

だが言葉にするのは簡単でも、実際にやってみるとなかなか面倒くさい。

1.室外機&室内機設置

室外機設置

まずは簡単な室外機から片付ける。

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室外機は地面に直置きするのではなく、『プラロック』と呼ばれる専用の足を付ける。2個で1,467円也。

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現物を見れば大体の付け方は察しがつくと思うので、これといった説明はしないが、とりあえず室外機はこれで終了。

手間がかかるのは室内機の方である。

プレート設置

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室内機を設置するにあたり、まずは壁面にこのような金属プレートを設置する。

このプレートは室内機を引っかけて固定できるような形状になっている。

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ただこの壁面、5.5mmのシナベニヤを張っているだけで、裏側にはプレートをビス止めできるだけの厚い木材が通っていない。

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そのため手間ではあるが、一旦ベニヤを取り外し、裏側に固定用のSPF木材を追加設置した。……正直安かったので価格は忘れたが。

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そしてベニヤを貼り直し、プレート設置。

この後ドレン管(発生した水を排出する管)を接続する関係で、やや右下がりに傾斜を付けておく。

貫通穴あけ

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次に、プレートの表記に従い、3種配管&ケーブルを通すための穴を開ける。

つまり赤マジックでマーキングした中心点に大きな貫通穴を開けるわけだが、この作業には『コアドリル』と呼ばれる工具が必要となる。

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エアコンの貫通穴は、とりあえず65㎜が標準であるらしい。

価格は高いがこの際仕方あるまい。

しかしこのコアドリル、工具との接続部(シャンク)がストレートタイプであるため、手持ちの六角軸タイプのインパクトドライバーには接続できない。ストレートシャンクならば別途電気ドリルを調達する必要がある。

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おっ、安いやんけ^^ 買ったろ。

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届いたコアドリルはセット品であり、円形カッターとセンタードリルとシャンク部分で構成されている。(円形カッターだけ異なるサイズのものに変更可能)

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装着したらこんな感じ。

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さて、後は穴を開けて……

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…………?

 

センタードリルを押し当てても、ベニヤに円形カッターが接触した時点でそのまま止まってしまう……。 

 

 

ド リ ル 出 力 が 足 り ね ぇ 

 

 

や、安物買いの銭失い……OTZ

……そりゃあ、先端にこんなでかいカッターを付けて回すんだから、相応の出力が必要だわな……。改めてちゃんとリサーチしたら、もっと出力の高い『振動ドリル』クラスのものが必要だった。やっちまったな。

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仕方ないので、インパクトドライバーのドリルビットで無理やり穴を開けた。コアドリルとは一体……。

この貫通穴もドレン管を通す関係で、やや下向きの傾斜を付けて穴を開ける。つまり外側の穴の方が低く、内側の方が高い。

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そして貫通穴に専用のスリーブを通す。

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室内側に来るスリーブのキャップは、書いてある線に従って上下を少し切り落としておく。

後はここに3種配管&ケーブルを通せばよい。

室内機設置

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室内機を設置する前に、裏側にドレン管と冷媒管(細)と冷媒管(太)の3種配管が付いているので、折り曲げて立ち上げておく。

(白いのがドレン管、灰色の断熱材に包まれているのが冷媒管2種)

ただ冷媒管は『銅管』なので、金属疲労で折れない様に曲げる回数は最小限に、かつねじらない様に直角に曲げる。

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次に、VVFケーブルと呼ばれる専用の電気ケーブルを接続しておく。3mで889円也。

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室内機の脇にケーブル用の差し込み口があるので、皮膜を剥いて銅線3本を露出させてから接続する。この際、黒白赤の色を合わせて間違いがないように注意する。

また今回のケーブルは黒白赤3本タイプの太さ2.0mmだが、エアコンによって必要なVVFケーブルのタイプ(何本タイプか&線の太さ)が異なるので、ケーブルを注文するのはエアコンの説明書を読んでからにした方が良い。

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さて、以上4本を先の貫通穴に通す。

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まずはVVFケーブルを通しーー

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気合で3種配管を通す。

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設置完了。 

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エアコンカバーがちゃんと開くことと、がたつきがないことを確認して終了。

プレートにちゃんと引っかかっていれば固定されるので問題ない。

2.室外機&室内機の接続 

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次に、外側に露出した3種配管&ケーブルを室外機に接続する。

だが当然、このままでは長さが足りないので、専用の延長配管セットを用いる。

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冷媒管2種とドレン管。いずれも3m分。

先の貫通穴のスリーブもセットに含まれており、後はスリーブ内を塞ぐ用のパテや、配管を保護するためのテープ類が含まれていた。

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何はともあれ、まずは冷媒管2種から接続だ。

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配管セット側の冷媒管2種は、先端が『フレアナット』と呼ばれるスカート状の形になっており、これを室内機側にピッタリはめてから手でナットを回す。

ここで不手際があると、冷媒ガスが漏れてエアコンが使い物にならなくなるので、スムーズに回せてまっすぐ繋がっていることを確認しながら、慎重に回して締める。

手で回せるところまで回したら、今度は『トルクレンチ』と呼ばれる専用の工具を用いる。

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冷媒管(細)と冷媒管(太)用の2本。

そもそもトルクレンチとは、ある一定以上の力を加えると先端が曲がってしまい、それ以上は力を加えられなくなる特殊な工具である。

今回の冷媒管は銅製であり、締め付けすぎるとフレア部分に割れが生じるし、弱すぎてもガスが漏れる。そこでちょうど良い強さで締めるためにこれを使うのである。

一応、エアコンの説明書に〇〇N(ニュートン)から〇〇Nの間で締めてくださいという説明があるはずなので、それに適合したトルクレンチを用いる。

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まず室内機側は、モンキーレンチとトルクレンチの2丁方式で締める。

ナットが締まるにつれ抵抗が増し、トルクレンチに加わる力も増していくので、先端が『ガチッ』と曲がったら終了。(太)と(細)の2本とも、トルクレンチだけ変えて同じ作業を行う。

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室内機側の冷媒管接続は終了。

次に室外機側を処理する。

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と言っても、多少見た目が異なるだけで、接続する部分の構造は全く同じである。

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室外機側の冷媒管に、配管セット側の冷媒管のフレアナットをはめ、手で回せるところまで回し、後は2本ともトルクレンチの先端が『ガチッ』と曲がるまで締めれば良い。

ただし室内機側とは異なり、使用するのはトルクレンチだけで良い。モンキーレンチは不要。

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次にドレン管を接続する。

だがこれは冷媒管に比べたら楽なもので、本当にただ室内機側に繋ぐだけで良い。

もう片方の先端は水を排出する側なので、室外機には接続せず、下に向けてそのまま置いておく。

そして最後に、VVFケーブルを室外機に接続するのだが……

ごめん写真撮るの忘れた(; ̄ー ̄)

でもやり方は室内機の時と同じで、皮膜を剥いて黒白赤の3本線を露出させ、同じく室外機の黒白赤ソケットにそれぞれ差し込んで固定すれば良い。

ここまでやって3本配管&ケーブルの接続作業は終了である。

3.冷媒管内部の真空引き

先の工程で室内機側と室外機側の冷媒管2種が一繋ぎに接続された。今は空気の流れが冷媒管内で一巡している状態である。

次はそれら内部の空気を真空引きする。

エアコンを使用するには、最終的に冷媒管内に『室外機に封入された冷媒ガス』を満たさなければならないが、今のまま室外機の冷媒ガスを開放すると、冷媒管内の空気と混ざってしまうからだ。

よってその前に、冷媒管内を真空状態にしておかねばならない。

真空引きには真空ポンプが必要だが、普通に購入すると高い上に、使う機会も限定されるので、ヤフオクでレンタルする。

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検索すればいろいろ出てくる。自分の場合は2,000円でレンタルできた。

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ちなみに先のトルクレンチ2本も、この真空ポンプ一式に含まれていたものである。

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真空ポンプ一式をレンタルすると、真空引きの作業手順書も付属するはずなので、詳細はそちらを見てほしいが、真空ポンプの先端を室外機の専用ソケットに接続する。

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見た目で言うと、室外機の冷媒管2種ソケットが上向きに出ているが、反対に下向きに出ているソケットが一か所あり、そこのキャップをレンチで外してから繋げば良い。

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そして真空ポンプのスイッチを入れると、吸入音と共に気圧メーターの数値がマイナスに下がっていく。

-1.00付近まで下がったら運転を停止、その状態で10分以上放置する。

これはつまり、現在冷媒管内の気圧はマイナスであり、真空状態ということなのだが、ポンプを停止してからだんだん正圧(プラス)に近づいていくようなら、どこかしらで空気が流入しているということなのである。

その場合は冷媒管の締めが甘かったなど、原因の追究をしなければならないので面倒。

自分は幸い、-0.98付近で変動がなかったのでOKとした。

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そしてポンプを外した後、一応ダメ押しで付属品の石鹸水を冷媒管の接続部分に吹きかける。

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もし空気が漏れていれば、その部分の石鹸水が泡を生じるはずだが、室外機側、室内機側共に接続部の異常はなかった。

4.室外機の冷媒ガス開放

さて、ここまで来れば山場は越えたも同然。

後は室外機のバルブを開放して、内部に封入された冷媒ガスを開放、真空状態の冷媒管内に満たしてやるだけである。

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冷媒管2種の接続部付近に、それぞれバルブが存在する。

真空ポンプ一式に六角レンチが付属しているので、それを差し込んで回してバルブを開放。

すると『シューッ』という音がして、冷媒ガスが真空状態の配管内に満たされていく。

実際には、バルブをどのくらい回して開放するかなど、細かい決まりがあるようだが、その辺はエアコンの説明書や真空ポンプ一式に付属する作業手順書にすべて書いてある。

一応これで、エアコンは使えるようになった。

5.動作確認

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リモコンに電池を入れ、恐る恐るスイッチを入れる……。

頼む、成功しててくれ!!

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あ……暖ったけぇ……!!

 

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どうやら接続は全てうまくいったようだ。 

後は仕上げ作業を行うのみ。

6.仕上げ

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接続こそ終わったものの、冷媒管やらドレン管やらVVFケーブルやら、未だ露出したままである。

これらに保護テープを巻いて、耐候性を確保しなければならない。

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これらは配管セットに付属していたものだが、非粘着性テープ(左)と粘着性テープ(右)の2種類がある。

主に巻くのは非粘着性の方だが、ところどころ粘着性テープで固定していく感じだ。

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まずは、冷媒管の断熱材の上からテープを巻き、きっちり固定する。

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それから、冷媒管とドレン管とVVFケーブルを全て一緒に巻いていく。

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こんな感じで終了。

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ドレン管だけは、水を排出する関係でこのように先端を下に出してある。

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ただVVFケーブルが、3mでは短かったようでこのように巻ききれなかった。

後で別途巻いたので問題はないが、これだけは3mでなく、長めの4mを注文しておくべきだった。ケーブルは冷媒管と違い、長い分にはいくらでもハサミでカットできるからな。

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そして最後に、3種配管&ケーブルの飛び出しているスリーブ周辺の穴を埋める。

このパテも配管セットに付属。

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固い粘土を指で肉付けするような感じだった。

そして……

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これで終了ッ! 完全終了ッ……!!

 

エアコンは全部終わりッ……!!!

 

相変わらず記事が長くてごめんなさい。

 

ほんとにもう……ここまで面倒臭いとは思わなかったよ……。でも人間その気になれば大抵のことはどうにかなるもんだね。

 

続く

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