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Doer(一日一食でミニマリストで原始仏教徒)

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

不食者になる方法(後)

健康

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不食者になる方法

『21日間プロセス』というものがあります。

具体的には、『7日間ドライ断食』と『14日間フルーツジュース断食』を組み合わせた21日間の断食プログラムです。

まず最初の7日間は水すらも飲まない断食を行い、後半は100%フルーツジュース(濃縮還元でOK)だけを飲む断食を行います。

このメソッドは、世界で最も有名な不食者と思われる『ジャスムヒーン女史』の著作にて紹介されているものです。(女史は紅茶とかは飲んでいたはずなので、ブレサリアンではなくリキッダリアン)

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……ただしこの本、『ガチのスピリチュアル本』なので、自分には半分以上何を言ってるのか理解できませんでした。断食の具体的なプロセスだけつまみ食いした感じです。

まぁ要は、この21日間プロセスのような長期間断食を何度か行うことで、不食者寄りの体質に変わっていくらしいです。

なぜそのようなことが起きるのか?

自分は実際に、この『21日間プロセス』をやってみた身でありますが、どういった原理でそのようなことが起きるのか、最近までさっぱり分かっていませんでした。

(というか不食者自体、現時点では科学的に解明されていない存在なので、原理なんて分からなくて当然なんでしょうが)

現在の自分なりの推論はこうです。

『ただの断食ではなく、果物だけを摂り続けることにキーがあるのではないか?』

そう思うのには理由があります。

ブレサリアンの実例

海外の『supreme master television』(スプリームマスターテレビジョン)というTVシリーズで、不食者が題材的に取り上げられていますが、その中にフルータリアン(果食主義者)からブレサリアンに移行した方がいます。

『jericho sunfire(ジェリコ・サンファイア)』氏です。

氏は元プロラグビー選手ですが、その後数年間のフルータリアン(果食主義者)生活を経て、1年間のウォータリアン(水食主義者)生活に移行。最終的にはそれすらもやめてブレサリアンに至ります。

そして氏の場合も、キーとなるのは『果物』です。

サンファイア氏以外にもブレサリアンは大勢いて、それこそ十人十色のブレサリアンへの移行プロセスがありますが、とりあえず果物を介して移行する方法は有力であるように思われます。

推論

では具体的に、なぜ果物が不食者に移行するためのキーとなるのか?

自分が思うにーー

『果物食に不足しているタンパク質を補うため、同中の炭水化物からタンパク質を生成できる窒素固定菌が発生するから』

です。

前回、イモ類しか食わないのに筋肉を維持しているパプアニューギニアの原住民の例を挙げましたが、要はあれと同じです。なので果食に限らず、イモ食でもブレサリアンになれるのかもしれません。

とりあえず果物に関して言うならば、それらには『炭水化物』『ビタミン』『ミネラル』といった栄養素は豊富ですが、とにかくタンパク質が足りていません。(脂質は炭水化物から変換できる)

よって果食を続ければ、慢性的にタンパク質不足の状態に陥りますが、それを補うため腸内細菌の突然変異がワンチャン発生するということです。

そうしてタンパク質を窒素固定菌で補える体質になれば、それ以外の栄養素も、次第に自然適応的に賄える体質となり、最終的にウォータリアンやブレサリアンに移行できるかもしれません。

「なぜアフリカ大陸はブレサリアンで満ちないのか?」問題

しかし不食者に移行するにあたって、くれぐれも誤解してはならないのは、『単なる断食では意味がない』ということです。

単に肉体を慢性的な断食状態に置くだけで良いならば、今頃アフリカ大陸は不食者だらけになっているはずですし、この世に餓死者などというものも存在しません。

キーとなるのは『それ以外の栄養素は補えているが、ある特定の栄養素だけが欠落している状態』を維持することです。

この場合の『欠落栄養素』とはもちろん、タンパク質を指します。

いきなり絶食を続けても餓死するだけですが、そのように漸次的に少しずつ、然るべきステップを踏んでいくことで初めて、不食への道が開かれるものと考えます。

今にして思えば、『21日間プロセス』において、前半は完全な断食なのに後半ではフルーツジュースだけを飲む理由も、そういうことなのだと思います。このプロセスを考案した方が、科学原理まで理解していたのかはさておき。

人はパンのみにて生きるにあらず

ただし、仮にこのやり方でブレサリアンに移行できるとしても、それよりも注意すべき点があります。

栄養素の問題をクリアして、不食できる体質になったとしても、食事がなくなったことにより生ずる『退屈』をどうにかして埋め合わせなければいけません。

自分が21日間断食した時の記事でも書いてますが、断食の最大の敵は『空腹』ではなく『退屈』です。ジャスムヒーン女史も、不食に移行してから退屈を埋め合わせるのに苦労したと言っていたそうです。

人間はパンを食わずに生きていくことは可能ですが、パンがなくなったらなくなったで、別の『何か』を糧としなければ生きていけないのです。

よく『寝食を忘れて〇〇する』という言い回しがされますが、まさに三大欲求にも勝るほどに打ち込める対象、平たく言えば『ライフワーク』とも呼べる何かが必要になってくるのだと思います。

自分が一日一食に留まっているのは、それすらも捨ててしまったら肉体はさておき精神的に発狂してしまうからであり、その退屈を埋め合わせるほどの大志は持っていない、ということなのでしょう。

まとめ

不食者になる方法はいくつもあるが、その中の一つとして果物を介する方法が挙げられる。

 ・『21日間プロセス』のように短期的なメソッドを繰り返す方法もあれば、ジェリコ・サンファイア氏のように数年間という長い時間をかけて徐々に慣らしていく方法もある。 

・実際に不食を貫くには、退屈を埋め合わせるだけの『情熱の対象』が必要である。

補足

※自分なりに不食者について調べたくなった方は、とりあえず『supreme master television』の動画でも漁ってみることをお勧めします。

まぁ動画の数が多すぎるので、紹介はこれだけにしておきますが、

『supreme master breatharian』とかでyoutube検索すれば結構出てきますよ。

世界各国の実に多様な不食者たちのインタビューが視聴できます。

移行したプロセスも様々です。

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