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Doer(一日一食でミニマリストで原始仏教徒)

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

『不食者』になる方法(前)

健康

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不食者の謎

まず、表題の内容について語る前に、しばし長い前置きをさせてください。

最近何やら、ブログを巡回していて『不食者』というキーワードをチラホラ目にするようになりました。

人は食べなくても生きていける!?「不食」を誰もが選択できる時代 | 地球生活NEO

「何で今になって?」と思っていたら、今年になって不食本が発売されていたらしいですね。

著者は『秋山 佳胤 』『森 美智代』『山田 鷹夫』であり、日本を代表する不食者の御三方であります。レビュー数を見る限り、結構売れてるみたいですね。

(ちなみに自分はこの本を読んでないので、レビューはできません!)

まぁ森美智代氏は青汁だけで生活してたはずなので、今も同じスタイルなら実質的には『ベジタリアン』ですが、超人的であることは疑いようもないので、もう不食者扱いでいいや。

山田鷹夫氏も、本は読んでいないので近況は存じませんが、ガチの不食スタイルに移行されたんですかね? 浣腸器を購入した際はお世話になりました。

それはともかく、自分はかつて『不食者』について興味を持ったことがあり、色々と調べていた時期がありました。

不食者というのは、いわゆる『ブレサリアン』のことです。

Breatharian(気食主義者)、つまり『呼吸だけで生きる人間』という意味。

 

いったい全体どうして、そんなぶっ飛んだことが可能なのか?

 

自分なりの考察を述べてみます。

ただし、ブレサリアンについてはいまだ解明されていない部分が多く、以下の内容も科学的根拠に欠ける単なる『憶測』『妄想』の域を出ないことは、くれぐれもご了承願います。

あんまり真面目にツッコまれても困りますので、話3割程度に聞いてってことですね。

人体の維持に必要なモノ

さて、いかにブレサリアンと言えども、人体を維持するために各種栄養素は必要なハズです。

ブレサリアンなので『食物の摂取』という形でこそないものの、何らかの手段で各種栄養素を補っているはず。

具体的には『タンパク質』『脂質』『カロリー(ATP)』『ビタミン』『ミネラル』『水分』といった要素のことです。

彼らがいかにしてそれを補っているのか、考えられる要因はいくつかあります。

タンパク質(窒素固定菌)

パプアニューギニアに暮らす原住民の方々は、ほとんど『タロイモ』『ヤムイモ』といった炭水化物主体の食事しかしておらず、普通ならタンパク質不足に陥るはずのところが、なぜか逆に筋肉のついた体系を維持しています。

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パプアニューギニアの原住民はイモしか食べない。澱粉質しか食べないのに筋骨隆々とした体つきをしている。どうしてなのか。じつは原住民の腸の中にいる細菌がイモに含まれる食物繊維を分解して空気中の窒素を取り込んでアミノ酸が作られる。このアミノ酸が体内に吸収されて蛋白が作られると言われている。芋だけの生活に原住民の体が順応したからだろう。いずれにせよ澱粉だけで健康にしている種族がいるのは興味深い。考えてみると30種もの食品を毎日食べないと健康を害するようでは人類はとっくに滅んでいるに違いない。

簡単に言うと、人間の腸内に生息する細菌の一種である『窒素固定菌』が、空気中の窒素と炭水化物を原料として、タンパク質を生成してくれるのです。

また、日本での実験によると、長期間断食をした人体は、尿から排泄されるはずの尿素を再利用し、そこからタンパク質を再生成するようになるのだとか。

つまりタンパク質不足の状況に陥っても、『窒素固定菌によるタンパク質生成』と『尿素再利用などによるタンパク質の節約』が発生し、生きていけるようになるらしい。

ただし、タンパク質生成にも炭水化物が必要なので、ブレサリアンの場合それはどうしてるんだって話ですが、もしかしたら彼らは文字通り、空気を食って炭水化物を合成しているのかもしれません。

なぜなら空気中には『窒素』や『酸素』や『水分』や『二酸化炭素』が存在し、それらは炭水化物の材料となり得るからです。

現に植物は光合成によって炭水化物を生成しています。

光合成生物は光エネルギーを使って水と空気中の二酸化炭素から炭水化物(糖類:例えばショ糖グルコースやデンプン)を合成している。

もちろんブレサリアンは植物でなく人間なので、光合成とまるで同じ原理かは不明ですが、空気から炭水化物を生成できる可能性もワンチャンあると考えます。むしろそうとでも考えないと自分の頭では説明がつかないので。

後は単純に、『体内に貯蔵された炭水化物でタンパク質を生成した後、タンパク質が使用された後の老廃物が排泄されず再利用されまた炭水化物として貯蔵され、タンパク質生成に利用される』的な、精緻なリサイクル機構が組み上げられているのかもしれません。

脂質(栄養素の変換)

もし仮に、上記の理由によりタンパク質や炭水化物が生成できるのだとしたら、脂質は簡単に賄えます。三大栄養素と呼ばれるものは全て、余剰分は最終的に脂肪となって蓄えられますからね。

タンパク質は糖原生アミノ酸として糖質になれます。最終的に脂質にもなれます。

糖質は脂質になれます。

脂質はなんにもなれません。敢えて言うならばケトン体になれます。


逆の言い方をしてみます。

脂質はたんぱく質からなれます。糖質からもなれます。

糖質はたんぱく質からなれます。

たんぱく質は何物からもなれません。

カロリー(ミトコンドリア

まず人体には、『解糖系』と『ミトコンドリア系』の二種類のエネルギー機関が存在します。

エネルギ―を得るには、2つの系統があります。1つは解糖系で、もう1つがミトコンドリア系です。

解糖系は、酸素を使わず、糖質を分解してエネルギ―をつくり出します。ミトコンドリア系は、酸素を使って、食事で得られた糖や脂肪、たんぱく質や解糖系で生まれたピルビン酸を材料にエネルギ―をつくり出します。

解糖系は、細胞質で、酸素を使わず低体温の環境で働きます。ピルビン酸を経由して乳酸をつくり出す過程で、ATP(アデノシン3リン酸)を瞬時につくります。グルコースブドウ糖)1分子当たり、2分子のATPが生成されます。

骨格筋(白筋)、精子、再生上皮細胞、骨髄細胞、ガン細胞など分裂の盛んな細胞は、解糖系のエネルギ―を主体に活動します。瞬発力と分裂に使われます。

ミトコンドリア系は、ミトコンドリア内で、酸素を使って高体温の環境で働きます。グルコースブドウ糖)1分子当たり、36分子(計38分子)のATPが生成されます。解糖系の18倍、あるいは19倍の効率で、安定的にエネルギ―をつくり出すことができます。骨格筋(赤筋)、心筋、ニューロン(脳神経細胞)、卵子、一般の細胞などは、ミトコンドリア系のエネルギ―を主体に活動します。

この2つのエネルギ―系を使い分けているのです。子どものころは解糖系が優位で、加齢とともにミトコンドリア系中心にシフトしていきます。

 すごく簡単に言ってしまうと、『解糖系』はエネルギー効率は悪いが瞬発力に優れ、『ミトコンドリア系』は瞬発力では劣りますがエネルギー効率に優れます。人体は両者が役割分担をすることで維持されています。

ですが長期間断食などを続けるうち、体がだんだんとミトコンドリア系にシフトしていき、省エネ体質になります。そうすると少ない摂取カロリーでも必要なだけのATPを賄えるようになるのです。

またATP(adenosine triphosphate)とは『アデノシン3リン酸』のことですが、体の筋肉を動かすために必要な化学物質です。

いわゆる『カロリー』とは、結局のところ『その食物からどのぐらいのATPが生成できるのか?』、それを表す指標なのです。ただし同じカロリーの食物を摂取しても、解糖系優位の人とミトコンドリア系優位の人とでは、実際に生成されるATP量は異なります。

つまり、ミトコンドリア系を活性化させることができれば、ブレサリアンに一歩近づくということです。

窒素固定菌などの働きによって最低限のタンパク質や炭水化物が生成されれば、それを原料に必要ATPを賄えるということでしょう。

更に言えば、ミトコンドリア系を活性化させるには、適量の『放射性物質』が必要です。

ミトコンドリアが生命にとっても重要な存在であることは
最近の研究でも明らかになってきています。

番組では、簡単な運動と食事制限による、身体の飢餓状態を作ることで
ミトコンドリアが活性化すると話されていましたが
なんと、ラドンナによるラドン吸入でも同等以上の効果が期待できるとのこと!

ラドンの効果は、抗酸化酵素による活性酸素除去、自己免疫力アップのほか
ミトコンドリアも活性させちゃうんです。

実には空気中には『ラドン』という放射性物質が一定割合で含まれており、わざわざラドン温泉や特殊なセラピーを受けずとも、必要量の放射性物質は補えるものと推測します。

そう考えると、ブレサリアンが『空気を食って生きている』というのも、まさに的を得た表現であるのかもしれません。

ビタミン(腸内細菌)

まず結論から述べますと、大体のビタミンは外部摂取せずとも腸内細菌が勝手に生成してくれます。

こうしてみると、腸内環境を良好に保つことが非常に重要であることが分かります。
このことは、単にビタミンB12だけではありません。腸内細菌は、何と、ビタミンB1、2、6、そして、葉酸パントテン酸、ビオチン、ナイアシンというビタミンB群、さらにビタミンKを合成する能力を持っており、頼もしい限りです。
 腸内細菌で合成できないビタミンは、抗酸化ビタミンのA、C、Eといったところで、数少ないです。蛇足になりますが、腸内細菌が抗酸化ビタミンを作らないのは、彼らは酸素がない環境で生きているから、これらを必要としないからでしょう。

ただし、ビタミンCなどの一部ビタミンは生成できないため、それはどうしてるんだって疑問が生じます。

血中ビタミンC濃度が、同レベルに低い「イヌイット」と「マサイ族」ですが、新生児高チロシン血症や壊血病リスクが生じたのはイヌイットだけで、マサイ族には生じなかったのは、何故なのか不思議です。

イヌイット』や『マサイ族』といった民族は、低ビタミンCな生活を続けており、それでも生活できていますが、全く摂取していないということはありません。

ブレサリアンがどうやってビタミンCなどの問題をクリアしているのか、今の自分には正直良く分かりません。そもそもビタミンCなんてなくてもどうにかなるのか、それとも犬猫といった他動物のように、ビタミンCを生成できる能力が備わっているのか。 

後は日光浴でもビタミンDが生成できますが、普通の人はDの一種類だけですよね……。

はてさてどうなっているのやら。

ミネラル

ミネラルはビタミンと違って無機物なので、腸内細菌では生成できないと思います。

では一体どのように賄っているのか? 

一つは単純に『摂らなくても生きていけるように順応した』という可能性が考えられます。

これはあくまで一例ですが、ブラジルに『ヤノマミ族』という部族が暮らしており、彼らはほとんど塩分(ナトリウム)を摂取しない生活を送っています。

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主な食物は、動物の肉、魚、昆虫、キャッサバなど。その特徴として、調味料としての塩が存在せず、極端に摂取する塩分が少ないことがあげられる。彼らはもっとも低血圧な部族として有名(最高血圧100mmHg前後、最低血圧60mmHg)だが、それはこのことと密接な関係があるものと思われる。また加齢にともなう血圧上昇もみられない。

 もちろん彼らは健康です。

普通の人にとってナトリウムは必要ですが、一度適応さえしてしまえば、なくてもそれはそれでどうにかなるのかもしれません。その原理がナトリウム以外の他ミネラルにも適用されるのかは不明ですが。

もう一つは、極力ミネラルを排泄しないような節約システム、およびリサイクル機構が構築されているのか。

先述したようにミネラルは単なる無機物であり、単元素なので、分解されて使えなくなるということはないはずです

ミネラルとビタミンの違いとして、ミネラルは「単一の元素」で、ビタミンは「複数の元素や分子が結合」したものです。

ならば、外部に排泄されることさえなければ、体内に留まっているミネラルをずっと再利用し続けられるはず。 それにブレサリアンは排泄行為自体、最小限にしかしないものと推測されますので。

 私達の体は非常によくできています。
要するに、リサイクルシステムが既に出来上がっているのです。
垢になる前の細胞の中には、新細胞に必要なすべてのミネラルが含まれている筈です。
それを再利用しない筈がないのです。
だから内側の垢は使い捨ての脂肪や、不要になった物質だけが汗などにより外に出したり、皮脂腺に運ばれたりして排泄されますが、それ以外は再利用されているのです。

余分なミネラルや栄養素の摂り過ぎは、かえって体にとっては迷惑だということを知ってください。

何故なら体を維持するには余分な物を分解するエネルギーが必要になります。

骨やその他に使われるカルシウムも常に再利用されているため、成長ざかりの子供を除いては必要以上に摂らないようにしてください。
細胞の代謝交換、置換交換とは古い細胞から新しい細胞へ、必要なものは受け継がれ、不必要なものは排泄されることを意味しています。

私達の体は常にこのシステムで維持されているのです。
唯一使い捨てなのは脂肪です。

水分

これはまぁ……単純に空気中の水分を吸ってるのかなぁ?(超適当

もしくは、体内での化学反応の際に生じる水分を利用しているのか。

例えば炭水化物は、栄養素として利用される際に水を生じます。

炭水化物(たんすいかぶつ)は人間の主要なエネルギー源となる栄養素で、体内に入ると炭酸ガスと水に分解され、その過程でエネルギーを産生します。

炭水化物というのは文字通り、炭素と水が結合したものなので、当たり前と言えば当たり前なんですが。

それに自分がかつて21日間断食した際も、なぜか毎日尿だけは出続けていました。水を一切飲んでいないにも関わらずです。

当時の読者にいただいたコメントによると、『加水分解』がどうとかで、要するに「栄養素を分解するだけでも水分は生じるので、尿は毎日出る」といった内容だったと思います。

つまり、それを尿として排泄せず、水分として再利用できれば生きられるのではないか?

真相はどうか知りませんけどね。

おまけ

『サンゲイジング(sun・gazing)』と呼ばれる手法があります。

太陽凝視とも呼ばれ、文字通り一定時間太陽を注視し続ける健康法のようなもの? です。

ブレサリアンにはこのサンゲイジングをやってる人が多いです。

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実際のところ人間の様々な困難は日光エネルギーの不足によるものが多いんです。太陽からエネルギーを得るのは簡単です。太陽をしっかりと凝視して、そのエネルギーを脳に直接送り込むんです。目はいわばエネルギーを得る口となるわけです。」マネク氏は語った。 

「裸足で外を歩くことが、目から日光を得ることの助けになります。これはまた体内の諸所の内分泌活動と、特に松果体、言われるところの「第三の目」の活動を助ける役目を果たします。」

どういう原理かなんて知りませんよ? ですが色々調べた限りだと、太陽を注視することで『松果体』が発達し、太陽エネルギーを利用できるようになるとか何とか。

まぁ確かに、太陽光がエネルギーの塊であることは疑いようもありません。

現に植物は太陽光を元に光合成し、そしてその植物を動物が食べ、更にそれら動植物を我々人間が食しているわけですから、ほとんどの生命は間接的に太陽エネルギーを食べて生きていると言えます。(一部深海生物除く)

しかし、具体的にどのような経路で太陽エネルギーを生体エネルギーに変換しているのか? その点だけが分かりません。

現時点では科学の進歩を待つ他ないでしょう。

前半まとめ

いくら科学で解明されてないからと言って、それが即ち非現実であるという話にはなりません。かつてガリレオの時代には地動説ですらオカルトでした。

もちろん自分も、実際に不食者を目撃して観察を続けたわけではありませんが、地球上にブレサリアンが存在するのはおそらく事実だと思います。

後は科学の進歩が追いついて、原理を解明してくれれば良いだけの話です。

とりあえず自分が調べた限りではーー

・腸内細菌(窒素固定菌含む)

ミトコンドリア

・排泄およびリサイクル

・(おまけで)松果体

この辺の切り口から調査していけば、いずれブレサリアンの謎は解明できるものと思われます。

そして話が長くなってしまったため、前半と後半に分けましたが、後半では実際にブレサリアンになるための方法を解説していこうと思います。

 

 

 

続く

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