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Doer(一日一食でミニマリストで原始仏教徒)

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

アンダーウェアとタオルをめぐる冒険(前)

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アンダーウェア&タオルについて

自分が着用しているアンダーウェアは、以下の組み合わせです。

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Tシャツ:グリマー GLIMMER/スーパーヘビーウェイト ドライ半袖Tシャツ

約500円

トランクス:ワコール Wacoal/BROS GRANDE トランクス

約2000円

また使用しているフェイスタオルがこれです。(バスタオルはなし)

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フェイスタオル:Speedo(スピード)/ 吸水セームタオル 大 

約2,000円

自分がどういった経緯でこれらに落ち着くに至ったか、解説します。

Tシャツ遍歴

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かつては普通の綿Tシャツを着用していました。

しかし、高温多湿の日本という国において、「実は綿製品は日本に合わないんじゃないか?」という疑念が浮上。

綿製品って汗を吸ってくれるのはいいんですが、自分的には吸うよりも『速乾』であった方がうれしいです。汗を吸ってジトーッと重くなる感じというか、あれがどうも気持ち悪い。

ですが速乾であれば快適度も増しますし、洗濯の時も楽です。

「日本にはその手の速乾素材の方が向いているはず」と考えた自分は、綿以外のTシャツを模索し始めます。

亜麻(リネン)

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そうして辿り着いたのは『亜麻』です。今日では『リネン』とも呼ばれます。

亜麻とは言ってますが、いわゆる『麻製品』のことと思ってもらっていいです。

(その他『ヘンプ』や『ラミー』も麻ですが、煩雑になるのを防ぐため、以降はすべて『麻』表記で統一します)

●吸水・発散性に優れています
リネン素材は、肌にやさしく、サラッとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。それは、コットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。


●タフで清潔さを保ちます
リネンは天然素材の中で、最も汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。繰り返し洗うごとに柔らかさはいっそう増し、白いものはさらに白くなります。
世界の一流ホテルがベッド回りやテーブル回り、バス回り等にリネンを使用する理由がここにあります。

●お肌に、心に優しい素材で
リネンの繊維にはペクチンが含まれているため、触れてもチクチクせず、つねにソフトなので、お肌にそっと当ててみたくなります。
夏には、汗をすばやく吸い取ってくれるので、身体はいつも爽やかで清涼感に包まれます。さらに防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため、臭いも抑えます。
また逆に、繊維の中に空気が含まれていて、天然のサーモスタットの役目を果たしてくれるので、寒い季節には暖かく包み込んでくれます。つまり、リネンはオールシーズンに適した繊維なのです。

 

(日本麻紡績協会より引用)

大まかに特徴を説明するとこんな感じですが、これはあくまで『大本営発表』ですので話半分程度に読んでください。後でツッコミを入れます。

ともかく概要としては、『綿よりも速乾性にすぐれ』『生地が強靭でタフである』。後はミイラの包帯が麻であった事実もあるように、『抗菌性にも優れている』とのこと。

そこで早速、麻のTシャツが売っていないか検索開始。

しかしいくつかの問題が発覚しました。

問題点

1.そもそもあまり売っていない

2.どれも価格が高い

麻のTシャツって本当にレアなんですよね。使っているものもありますが、大抵は『綿50%:麻50%』といった混合物です。100%がなかなかない。

またあったとしても非常に高価。Tシャツ1枚で8,000円とかザラです。

なぜこんなことになっているか調べてみたところ、現在の日本では、麻ってほとんど生産されてないらしいんですね。

麻の国内生産については、歴史的には綿、さらには羊毛の登場に伴い、次第に生産量が低下したものの、戦前までは国内各地でアサ(大麻)が栽培されていたという。しかし、敗戦後の歪んだ占領政策で、麻の栽培が厳しく規制されることとなり、さらには多様な化学繊維の利用が拡大する中で大きく生産量を減じ、現在では栃木県等の一部で知事の免許の下にわずかに生産されているに過ぎない。

むしろ昔の日本では綿よりも麻こそがスタンダードな衣類だったらしいのですが、今では逆に麻を見つける方が難しい有様です。

麻は古代から日常の衣類を含めて広く使用されてきた歴史があるため、結果として現在でも儀礼や神事にその習慣が変わらず残っている点が興味深い。

この事実を見ると「高温多湿の日本には綿よりも麻の方が向いてるんじゃないか?」という自説が強化される気はします。

ですがそれはさておき、実際問題今の日本では、麻のTシャツを入手するのは現実的ではないようです。

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まぁそれでは気が済まないので、自分は試しにアメリカのアマゾンで3,000円ぐらいの

麻Tシャツを買ってはみましたが。

3.生地がペラペラでどれも薄い

さて実際に麻Tシャツを手にしたはいいんですが、肝心の生地が物凄く薄っぺらいんですよね。いわゆる『夏物』の薄さです。

一通りリサーチはしましたが、麻本来のゴワゴワ感が味わえるような、強靭な布地のTシャツは見つけられなかったです。

理由は2つほど考えられ、まずは先述のように麻自体が高価なため。強度のある麻Tシャツにしようとすると凄く高価になるという可能性。

もう一つは、麻素材は染色が難しく、Tシャツにするならどうしても薄手のものになってしまうという可能性。

後半のトランクス編で触れますが、ゴワゴワの麻トランクスは見つけられたんです。しかしそれは染色がされていない亜麻色のもの限定。しかし染色された麻トランクスはTシャツ同様に生地が薄っぺらでした。

トランクスならズボンの下に隠れるので良いですが、やはり表に出るTシャツは、染色の関係で薄手のものがメインになってしまうんでしょうね。

総括とツッコミ

大本営発表では『コットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れている』とされていますが、そもそも入手できる麻Tシャツが薄っぺらな物しかないので、発散性はともかく吸水性は期待できそうにないです。汗を吸うことを主眼におくなら、普通に綿Tシャツで良い。

リネンは天然素材の中で、最も汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です』という部分も、同様の理由により、気をつけないとすぐ破れます。というか破れたので捨てました。

『さらに防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため、臭いも抑えます』については、雑菌の繁殖を防いで臭いが抑えられるのは本当です。綿と違って洗ったあと放置してても『イヤな生乾き臭』がしなかったです。そこは素直にポイント高い。

しかし、Tシャツではなくトランクスですが、梅雨の間に使っていたらカビました。ぶっちゃけカビには普通に弱いと思います。トランクスはそれが理由で破棄。

総括しますと、大本営発表でも麻の特性について大体は正しいことを言ってるんでしょうが、Tシャツに限って言えば、現実的に入手できるものではそれらの恩恵は受けにくいということです。

化繊(ポリエステル)

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そうして結局、ポリエステルに落ち着きます。試行錯誤した割には、何とも変哲のない結論ですがね。

『吸水性もそこそこあり、綿よりも速乾性に優れる』

『綿よりも抗菌性があり、生乾き臭が発生しにくい。カビも生えにくい』

『生地が強靭で、タフで長持ちする』

『非常に安価に入手できる(500円)』

自分はグリマーというブランドの無地Tシャツを買いました。現時点で3年ほど同じものを着続けたことになりますが、劣化や色落ちの気配もなく、まぁ素晴らしいコストパフォーマンスです。

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(このサイトの他にも、グリマーTシャツを扱ってるショップは多数あります)

ただし、一応欠点もあります。

『長時間着用し続けると、肌がカサカサになる』。

現に自分がそうなりましたので、今は寝るときだけでもTシャツを脱ぐようにしています。そうしたら肌荒れが回復しました。

『肌触り』『肌への優しさ』といった観点からすれば、綿やシルクに軍配が上がるでしょう。

しかし先述のメリットを考えるならば、総合的にはやはりポリエステルのような化繊系Tシャツが最強と考える次第です。

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