読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Doer(一日一食でミニマリストで原始仏教徒)

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

モバイルハウス草案

f:id:nasunouka:20150214040803j:plain

下水工事の待ち時間が長すぎて、無気力状態に陥っている今日この頃。

つい先日まで、B.5ライフプロジェクトの最難関は『井戸掘り』だろうと思っていたのだが、ぶっちゃけ今が一番キツイかもしれん。ブログはもちろんのこと、な~んもする気になれず、ゾンビのように日々を過ごしている。

モバイルハウス草案

だがそれはさておき、暇な時間を利用してモバイルハウスの草案を練っていたのだが、ようやく形がまとまりつつある。あくまで草案なので変更の可能性はあるが、この辺りで一旦公開しておきたい。

全体図

f:id:nasunouka:20150214004408p:plain

f:id:nasunouka:20150214004602p:plain

f:id:nasunouka:20150214004608p:plain

これはモバイルハウスが完成し、全ての工程が終了した状態である。実際の写真と比べてみると分かりやすいだろう。

f:id:nasunouka:20150126185944j:plain

(イラストでは右下が北。写真では手前側が北)

モバイルハウス概要

f:id:nasunouka:20150214004959p:plain

鴨長明の『方丈庵』をもじって『茄子庵』とでも名づけようかと思ったが、どう見ても『庵』とは程遠い姿なので、そのまんま『THE BLACK BOX』と命名。構造がシンプルでメンテも簡単なので、その意味ではWHITE BOXだが。

黒を選んだのは汚れが目立たずメンテフリーだから。ご近所に威圧感を与えすぎるようなら明るい色も検討するが、個人的にはやっぱり黒が好き。

またサイディングや鎧張りやポリカ波板等は用いず、ウレタン塗装だけで防水する。モバイルハウスである以上、軽さも追求したいからだ。それに塗るだけなら素人でも作りやすい。

断熱材はスタイロフォーム30mm または 50mm。スタイロを選んだのは軽いからと、後はそれ自体に防水性があるから。ハウス一台の中にトイレや台所も設置するので、カビやすいグラスウールでは不安である。

f:id:nasunouka:20150214031658j:plain

また一時期、塗るだけで断熱性が得られる『GAINA』という断熱塗料にも心惹かれたが、夏場は塗るだけでスタイロ30mm相当の効果があるものの、冬場はてんでダメらしい。「GAINAだけ塗ってれば断熱材いらないんですか?」と公式窓口に質問したらそう言われた。……自分は夏より冬の寒さの方が苦手なのだ。

窓はなし。理由だが、現在のアパートで長らくカーテンの開け閉めを行った記憶がないため、ぶっちゃけ必要ないんじゃないかと思った次第。あとは最低限、今が朝なのか昼なのか夜なのかさえ分かれば良いが、ドアの隙間からのわずかな光で十分な気がする。後は少々値段が張るが、窓付きのドアを買う手もある。

換気扇はない。室内にトイレと流し台も設置はするが、この程度の大きさならドアの開け閉めだけで換気は十分だろう。

寸法は『横1.8m×縦3.6m×高さ1.8m』。当初はこれより小さめの『横2m×縦3m×高さ2m』にするつもりだったが、1000mm×2000mのベニヤが入手困難なので、素直に一般的な900mm×1800mmのベニヤを使うことにした結果だ。たぶんこのぐらいの大きさなら、人力でも動かせそうな気がする。言い変えれば『約4畳』であり、要はかつやどんの小屋と全く同じ広さということだ。(高さはずっと低い)

車輪はキャスタータイプのものを使うが、ちゃんと動かせるように大きめのサイズを選ぶ。数は6つか、多くても8つ付ければ耐荷重は大丈夫だろう。キャスタータイプの車輪ならば、ハウスの下部側面に目隠し板を貼り付け、車輪を完全に覆い隠すこともできる。

そしてハウスの形状は、その名の通り『真四角の直方体』。これも理由は作りやすいから。

 

……え? 『ひさし』? 『屋根の勾配』

 

f:id:nasunouka:20150214011034j:plain

  

この程度のタイニーハウスなら、本格的な傾斜屋根とか必要ないんじゃなかろうか……?

屋根については計画当初からかなり悩まされており、普通の『三角屋根』にする予定だったが、個人的に三角屋根の見た目が好きでない。

f:id:nasunouka:20150214012524j:plain

いかにも『家』といった風情になるのが嫌で、あくまで車両とかの『物』っぽさを演出したいのだ。それに重量も増えることだし。

次に『片流れ屋根』も検討したが、三角屋根より見た目は好みでも、やはり重量が増えることに変わりはないし、自分のような素人が施工すると『小屋っぽさ』が最強になって、かえって貧相になる気がした。

f:id:nasunouka:20150214012651j:plain

そして行き着いた結論が『陸屋根』である。要するに平らな屋根のことだが、雨が流れるように少しだけ傾斜を付ける。

f:id:nasunouka:20150214014059j:plain

しかし自分の場合、傾斜をつけるのが激しくめんどくさい。木材と木材を『直線状に』『直角に』組み合わせるだけならラクチンなのだが、そこに『ナナメ』の概念が組み込まれるだけで一気に難易度が跳ね上がる。他の一般的セルフビルダーにとってどうかはさておき、少なくともズボラーの自分には、ということだ。

従って「直方体のままでいいや」という結論に達した。

使用する材料も最小限になって軽くなるし、密閉性も増すし、何より直角のデザインが一番好みである。

後は一応、土台をあえて水平にせず、実験的に少しだけ傾ける予定なので、雨が全く流れないことはないと思う。

またひさしがないため雨が壁面を伝い、痕が残るかもしれないが、黒色のハウスならたぶん大丈夫。

f:id:nasunouka:20150214014512p:plain

もし雨漏りしたり、床の傾きが気持ち悪くてダメだったりと、これからどんどん欠点が浮き彫りになったとしても、その都度いくらでも成長進化していけばよいのだ。

ブラックボックス アクト2』とか

ブラックボックス レクイエム』とか

ブラックボックス ザ・ワールド』

とか……。

所詮は4畳の小屋。改変するのは容易である。

 モバイルハウス室内

f:id:nasunouka:20150214025539p:plain

f:id:nasunouka:20150214025616p:plain

当初の予定ではモバイルハウスを2台作る予定だった。『作業部屋 兼 寝室用』と『コンポストトイレ&風呂&台所用』。

だが2台作るのは金もかかるしめんどくさい。どうにかして1台にまとめ、コンパクト化できないかと思ったが、風呂を廃すれば可能だと分かった。

つまり、上図のように台所で頭を洗うことはできるが、体を洗うのは米軍式のタオルで拭くだけのやり方。後は要所要所でアルコールティッシュも併用する。

……というか今現在でも冬場はそのやり方なんだが、特に問題は起きていないし(職場の女性にしつこいと言われるほど確認し、『無臭』との回答を得ている)、後は夏場さえしのげれば良いのだ。近所に体育館があるらしいので、最悪そこのシャワーでも使わせてもらおう。

ちなみに内装もウレタン塗装なので、水が飛び散っても問題はない。

また空調はエアコンをガンガン使用するが、この程度の広さならば、小型のエアコンでも十分だろう。ポータブルクーラーなんてミニマリストチックで面白いかもしれない。

f:id:nasunouka:20150214030921j:plain

これまでの試行錯誤

モバイルハウスの草案は以上だが、せっかくなのでここに至るまでの試行錯誤の経緯も記録しておきたい。

まず最初に、自分は『軽車両』の限界サイズである『横2m×縦4m×高さ2m』にする予定だったが、先述したように適したサイズのベニヤが入手できないためあきらめた。

そうして『横1.8m×縦3.6m×高さ1.8m』に決定したわけだが、実はそれでも重過ぎて人力では動かせないかも? との懸念があった。

そこで考えたのが、スタイロフォームだけで箱を作り、そこに住まう方式である。スタイロなら軽いのはもちろん、それ自体に断熱性と防水性があるため、あとは表面を塗装するだけで家ができるのでは? と考えたのだ。

実際、発泡スチロールだけで作られた家というのも市販されている。

f:id:nasunouka:20150214033154j:plain

まぁ、これはあくまで特殊強化された発泡スチロールなので、スタイロフォームとは強度が段違いなわけだが。

だがそれならば、スタイロとは別に強化外骨格のようなものを作り、強度を出せないかと考えた結果、こんなハウスも検討していた。

f:id:nasunouka:20150214033429p:plain

 

ただ冷静に考えたら「スタイロの部分に寄りかかったらフツーに割れるよね……」という結論に至り、あえなく没となりましたが。それにスタイロの箱って吸湿性がゼロに等しい。

そして次に、普通に木材を使わざるを得ないなら、ハウスを分離合体式にしてはどうか? とも考えた。

f:id:nasunouka:20150214035200p:plain

「一つのハウスを二つに分離すれば、重さも半分!」という小学生並みの発想なわけだが、問題は接合部分にあった。

完全に水平の取れた理想的な床ならまだしも、凸凹のある地面上を転がして、果たして二つのハウスをピッタリはめ込めるのか? という話だ。

かといって接合部分をゆるくしても、はめたあとに隙間風や雨漏りに悩まされる可能性が大だし、ならば電車と電車の間をカバーする幌を使えばいいかもと思ったが、あんなものを個人が注文できるか不明であり、できたとしても相当高く付きそうだ。

f:id:nasunouka:20150214035747j:plain

よって最終的に、振り出しに戻る形で、普通のハウスでいいやという結論に至った。

最悪重すぎて動かせなかったとしても、役所には動かせますと言い張れば良かろう……。

 

どうしても動かす必要に迫られたら、解体すればいいよね!!(爆死

広告を非表示にする