読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Doer(一日一食でミニマリストで原始仏教徒)

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

誘惑に打ち勝つ最強の方法 ‐後半‐

f:id:nasunouka:20141023194103j:plain

前回の『誘惑に打ち勝つ最強の方法 ‐前半‐』にて、誘惑に打ち勝つ最強の方法は『飽きること』であると述べました。

ですがこの方法にも欠点はあります。

時間がかかりすぎるのです。

自分がゲームから卒業するのに要した時間を考えても、高校時代から通算して10年以上かかっています。長すぎです。

しかもそれだけ時間がかかるとなると、多くの場合、学業や仕事と両立しながらコツコツ継続しなければいけませんから、バランス感覚のある人でない限り、油断すれば『傾倒しすぎてリアルが犠牲になる』恐れがあります。

また、極めて強い中毒性のあるものには通用しない、という弱点もあります。

酒やタバコ、果ては麻薬などがそうですが、続ければ続けるほど泥沼にはまるようなものには向かないのです。そういったものには、そもそも飽きることができませんから。

では何か別の方法はないのか?

『飽きること』よりも広範に適用でき、かつスピーディーに実行できる方法があります。

 

『懲りること』

 

です。

再びドラクエ3のあそびにんを例に挙げますが、彼らが遊ぶことをやめたのには、飽きた以外にも別の理由が考えられます。

例えば戦闘中に遊びすぎて、仲間を死なせてしまった。恨みを買った。もしくはルイーダの酒場に左遷された。そんな諸々の理由があって、彼らは悔い改めたのかもしれません。『もうこんなことはやめよう』と。

誘惑に負けたことで何か大きな失敗をしたなら、人はその経験を教訓として立ち直ることができます。10年といった長い歳月を経ずとも、一度決定的な挫折を味わえばそれで済むのです。

 酒に溺れたなら、一度妻子に逃げられてみる。タバコを吸い過ぎたなら、肺ガンを発症してみる。ゲームにはまりすぎたなら、仕事をクビになってみる。要はそういうことです。

ですがやはり、この方法にも欠点はあります。

先述したように『一度失敗しなければならないこと』です。

仕事をクビになる程度ならまだしも、妻子に逃げられでもしたら、下手したら一生もののトラウマを背負いかねません。肺ガンなどは生命の危機です。ましてや麻薬などともなれば、一度失敗したら既にその時点でゲームオーバーであり、復帰は極めて困難です。(不可能ではない)

サムネイル画像の件も、アイスソードの持ち主を殺したらその時点で冥府行き確定です。

f:id:nasunouka:20141023194115j:plain

やはり誘惑される前に打ち勝てるなら、それに越したことはありません。

では具体的にどうすればいいでしょうか?

自分が思うに、誘惑に打ち勝つだけの根性がないのなら、最初から誘惑されるような状況に身を置かなければ良いのです。

そもそも危険に近づかなければ、危険な目にあうこともありません。

『物理的に』誘惑を隔離してしまいましょう。

f:id:nasunouka:20141023194142j:plain

自分はかつてゲーム機自体を断捨りました。食の誘惑にも弱かったため、冷蔵庫もついでに捨てて物理的に食物をストックできないようにしました。そのような環境に身を置き続けることで、なぜか心身を蝕んでいた中毒症状が和らぎ、正常な感覚が取り戻されていくような体験もしました。誘惑から距離を置くことにはそのような副次的効果もあります。

もちろんそれだけで100%誘惑を遮断できるわけではありません。その気になればゲーム機を買い戻したり、スーパーで大量の食品を買い込むことも可能です。

しかしある程度の抑止力にはなるでしょう。そして防ぎきれなかった分の欲望は、その他の手段『懲りる』『飽きる』などと組み合わせて、段階的に少しずつ処理していけば良いのです。

まとめ

誘惑に打ち勝つ方法

『飽きる』

誘惑に打ち勝つ効果は最強。ただし完成までに時間がかかり、適用できない種類の誘惑もある。

『懲りる』

『飽きる』の次に効果が高く、比較的短期間で実現できる。ただし決定的な失敗を味わう必要がある。多くの種類の誘惑に効果がある。

『誘惑を隔離する』

一番スマートで被害が少ない。ただし根本的に誘惑を克服できるわけではなく、再び身を近づければ容易に魅入られる恐れがある。

『意志力で打ち勝つ』

選ばれし者だけが実践できる方法。飽きることが『最強』ならこちらは『最善』。だがそれができれば最初から苦労はない。

あとがき

ちなみに余談ですが、自分はゲームを卒業するまでに『誘惑を隔離する』『懲りる』『飽きる』の全てのステップを経験しています。

まず最初に、ゲームで人生の歯車を狂わせ、懲りました。そして反省を踏まえ、ゲーム機自体を捨てました。それでもゲーム自体への執着は消えませんでしたが、PCゲームなどをコツコツプレイし続け、ようやく飽きることができました。その段階まで至ってからの卒業です。

効果面だけなら『飽きる』が最強だと、自分がそう結論付ける理由です。

広告を非表示にする