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Doer(一日一食でミニマリストで原始仏教徒)

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

人生が変わる! 瞑想入門 ー前半ー

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※注 ヒットポイントは回復しません
 

今回は仏教ネタで、『瞑想』について語りたいと思います。
所詮はにわか仏教徒の書く文章ですので、その道の専門書籍や本職の方々には遠く及びませんが、興味のある方はお付き合い頂ければと思います。

 瞑想のやり方

まず『瞑想』と聞くと、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?
きっと多くの方は、座禅のように足を組んで手を合わせ、静かに黙想する図を連想するのではないかと思います。

確かにそれも瞑想の一種です。
ですが瞑想の種類というのは実に多岐に及ぶものでして、そのやり方から目的まで、まさに千差万別といえます。

よって今回は話をシンプルにするため、最も一般的な瞑想の一つであるヴィパッサナー瞑想(以下V瞑想)に話を絞って進めます。
このV瞑想は、簡単なものであれば一般の方々にも実践可能で、なおかつ効果を実感しやすいため、初心者の入門にはうってつけと言えるでしょう。


それでは具体的に、その『簡単なV瞑想』のやり方を説明します。

『鼻呼吸をして、鼻腔を空気が出たり入ったりする感覚に意識を集中する』


以上。



……いや、冗談でも何でもないです。
たかがこの程度のことであっても、立派な『V瞑想』なのであります。

その理由を説明するために、まずはそもそもV瞑想とは何かについて説明しましょう。

V瞑想は別名『気づきの瞑想』とも呼ばれていまして、その本質は『今この瞬間に起きている出来事に気づくこと』と要約できます。

日常の行為で例えるなら、『座っているときはおしりが床に当たっていることに』、『手を上げているときは手が重力に引かれながら上がっていることに』、『御飯を食べているときは米粒が奥歯で噛み潰されていることに』、『歩いているときは体重がかかとからつま先へと移動していることに』……気づくということです。

言い換えれば、何をするにせよ『漫然とその動作を行わず、常に集中して意識的に自覚的に行う』ということです。

それでも分かりにくいなら、あの地上最強の生物さんに解説してもらいましょう。

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はい、要はそういうことです。

もちろん日常の全ての瞬間において気づいている(お釈迦様レベル)のは無理でしょうが、それでも特定の動作に意識を集中することで、その間だけは眼前の『現在』という瞬間に気づき、それにしがみついていることが可能となります。

上記の画像で当てはめるならば、物を口に運ぶたび『入れた』『噛んだ』『舐めた』『吸った』『飲み込んだ』と、逐一頭の中でイメージするのです。
そうすれば、仮にその時のあなたが上の空で考え事をしていたり、過去や未来のことを思い悩んでいたとしても、気づきによってそれら束縛から解放されるでしょう。

そしてその気づきを誘発するための引き金(トリガー)として最適なのが、我々が日常で絶えず行っている『呼吸』という行為なのです。

冒頭で鼻呼吸をお勧めした理由がそれです。

ではなぜ、呼吸はトリガーとして最適なのでしょうか?
人間がコントロールできる肉体動作には、歩く、座る、ジャンプする、など色々な種類がありますが、特に頑張らなくても恒久的な持続が可能なのは、せいぜい呼吸ぐらいのものだからです。(更に言えば、口呼吸よりも鼻呼吸のほうが楽)

それ以外では歩くという行為もかなり続けやすい部類であり、実際に歩行をトリガーとしたV瞑想(歩行禅)も広く認知されているのですが、さすがに呼吸には一歩譲るといった印象です。
スタミナを消耗する動作であればあるほど、トリガーとして継続的に利用し続けることは難しくなります。

ですがその点、呼吸は止まったら死んでしまいますから、いちいち肩肘を張らなくても簡単に吸ったり出したりが続けられるよう、人体の仕組みがうまく出来上がっているのですね。

そして当然、鼻腔を出入りする空気の流れを意識するだけでも、それは『現在』への気づきをもたらしますから、単なる『呼吸の意識』ですら立派なV瞑想となりえるのですね。

瞑想の具体的メリット

では具体的に、この呼吸をトリガーとしたV瞑想は、一体どのような場面で活用できるのでしょうか? そもそも『現在に気づく』ということが、どれほどのメリットをもたらすのでしょうか?


……ちょっと書くのに疲れたので、次回に続きます。
予想外にヘビーなコンテンツとなりそうです。

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